『伊勢屋中央店』は現在の場所に店を構えたのは1986年。以来、だんごを中心にせんべいなども販売しているほか、おにぎり、お稲荷など日本人がどこか恋しくなる、食べたくなるものを売っているお店です。
蕨中央商店街にある青い看板が目印の同店。黙って歩いていても目に入るので、見つけられないということはありません。棚にいろいろな商品が陳列されています。
店主の中野誠二さんは元々、電器関係のサラリーマンをしていましたが、先に同店で働いていた弟さんに誘われる形で入る事を決めました。弟さんに3年間学び1977年に独立。そして、今の場所に移って来ました。当時、コンビニエンスストアなどは現在ほど普及していませんでしたから、ちょっとしたお菓子を買ったりおにぎりを買う場所は同店のような店でした。昔と変わらず、中野さんを含めた職人さんが丁寧にだんごなどを作っています。
人気はなんといってもだんごです。特にあんこがのった草だんご(80円)は定番の商品。ほかにも水まんじゅう(130円)などが売られています。あんこは、こしあん・つぶあんの両方とも北海道産の小豆を使っています。もちはついたあとに一度冷まして、再びつきます。こうすることできめ細かな食感のだんごになります。このように中野さんのこだわりが随所に感じられます。
ほかにも、どら焼やせんべいといった定番のお菓子が並べられているほか、梅ゼリーも売っています。ゼリーという西洋のスイーツも梅味なので、あくまでも“和”が基本ですね。ほかにも、おにぎり「おかか(100円)」、「さけ(115円)」や「太巻(380円)」といったものが販売されています。
コンビニで売られているだんごやおにぎりもいいですが、同店のものは、職人さんが丹精込めてつくっているものなので、やはり美味しさが違います。「ちょっと小腹がすいたなぁ・・」と思ったら、ぜひ同店へ立ち寄ってみて下さい♪
※価格は全て税込
伊勢屋 中央店
048-431-6841
蕨市中央4-14-5 (地図)
9:00~19:00(商品が売り切れ次第、終了となります)
定休日 火曜日
駐車場なし
※記事は2016年8月時点のものです。